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ウマBlog シャドーロールの怪物 ナリタブライアン Part①

CORE21 玉名店 
2021.07.27

みなさんこんにちは(*゚∀゚)ウマナミです

いや~最近本当に暑いですねぇ(;´Д`)

北海道に涼みに行きたい…

※北海道はサラブレッドの生産地

今週もよろしくお願いします♪

さて、今回登場する競走馬はこちら

シャドーロールの怪物

ナリタブライアン

ビワハヤヒデの弟で黒鹿毛の馬体に白いシャドーロール、肉食獣のような全身を使った重心の低い走り方で史上最強馬に名を挙げる方も多い一頭。

血統と主な勝鞍がこちら

父:ブライアンズタイム

母:パシフィカス (母父:ノーザンダンサー)

主な勝鞍(重賞)

朝日杯三歳ステークス (G1)

皐月賞 (G1)

日本ダービー (G1)

菊花賞(G1)

有馬記念 (G1)

スプリングステークス(G2)

阪神大賞典 (G2) 連覇

クラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)を全て制した三冠馬の中でも、2着馬との着差を徐々に広げながらの圧勝(※菊花賞ではなんと7馬身差、三冠トータル15馬身半差!!)で、クラシックでは間違いなくディープインパクト以上の衝撃を残した名馬。

しかし、三冠馬が短距離G1高松宮記念(1200m)に出走したり、怪我で本来の輝きを失った後、今でも競馬ファンに伝説のレースとして語り草になるマッチレースをするなど、逸話に事欠かない存在でした。

さて、そんなナリタブライアンのトレードマークといえば真っ白いシャドーロール。

彼がシャドーロールを装着する事になった理由とは?

史上最強とまで言われた圧倒的な強さに影を落とした怪我とは。

そして伝説になった阪神大賞典。

それではどうぞ。

https://youtu.be/SU6NQ_arasc

1991年5月、北海道新冠町は早田牧場新冠支場で誕生。

父は後にマヤノトップガンやタニノギムレット、サニーブライアンなどを輩出する大種牡馬ブライアンズタイム、母は1つ上の兄ビワハヤヒデも産んでいる名牝パシフィカスで、母の父は史上最高の種牡馬ともいわれるノーザンダンサーという、いわゆる超良血。

調教が始まると担当スタッフたちがこぞって「とんでもない素質を感じる」と入厩前から話題になるほどだったとか。

しかし、足元の水たまりに驚いて騎乗していたスタッフを振り落とすなど非常に臆病な性格でもあった。

史上最強馬が水たまりにビビるって…(笑)

三歳(現二歳)になり栗東・大久保厩舎へ入厩。

主戦騎手は「豪腕」と呼ばれた南井克巳騎手に決定。

南井騎手が始めて跨った時、ナリタブライアンの独特のフォームに驚いたとのこと。

頭を低く下げ低い重心で全身を使って走っているのがよくわかる一枚。

そして8月にデビューするがここでは二着。ただし大久保調教師は「レースを使いながら鍛える(仕上げる)」という方針。

次戦の新馬戦では圧巻の九馬身差での圧勝。

しかし次戦の函館3歳ステークス(G3)ではまさかの6着。

次の条件戦で1着、でもその次のデイリー杯3歳ステークス(G2)では3着。

ここまでの軌跡を見ると最強馬とはとても思えないのですが…

次戦、京都3歳ステークスからシャドーロールを装着することとなります。

幼少期から地面の水たまりに驚いていたほど臆病なブライアンはこの頃も自分の影に驚くなど落ち着きがなかった事もあり、足元が見えにくくなり地面を気にしないようにシャドーロールを装着することになりました。

シャドーロールには頭を下げさせる効果もあることから、ブライアンのフォームが更に低重心化し、ついに怪物が覚醒。

京都3歳ステークスを3馬身差、G1朝日杯3歳ステークスを3馬身半差で連勝。

しかし、ここまで三歳(現二歳)で走ったのは実に7戦。あのディープインパクトが生涯で14戦しか走っていない事を考えると個人的にも少し走りすぎと言わざるを得ないところはあります。

たられば厳禁とはいえ、現代の調教理論でブライアンを鍛えたらどこまで強く…なんて考えるのも楽しいもんです(*´ω`*)

四歳(現三歳)になりクラシックをめざすにあたり、最大の目標「日本ダービー」をめざすにあたり、東京競馬場を経験させる意味も込めて「共同通信杯4歳ステークス」で始動。

https://youtu.be/JAyMuGNQfsI

東京競馬場の長い直線入り口でスッと抜け出しそのまま独走。

しかもノーステッキ(ムチ未使用)という(笑)

※余談ですが、この前日に兄のビワハヤヒデが京都記念(G2)を勝って兄弟重賞制覇というおまけつき。

そしていよいよクラシックシーズンに入るわけですが、皐月賞の前哨戦に皐月賞と同じ中山競馬場のスプリングステークスへ出走。

https://youtu.be/zhLh6HIYtww

3コーナーから大外マクってるのにまたノーステッキ。

この頃から

「こいつはやべぇバケモンだ」

という風潮に。

そしていよいよ皐月賞ということになるわけですが…

残り200mあたりでムチが入ってからの加速が鬼。

あそこ上り坂ですよ?(笑)

さらに中山競馬場2000mのコースレコード(最速記録)を0.5秒も更新。

「強すぎる」

この頃のブライアンには本当にそれ以外の表現がありませんでしたね~(・∀・)

そしてその勢いのまま迎えた日本ダービー。

ここでもナリタブライアンは規格外のレースをやってのけます。

レース中、ずっと外々を回って4コーナーも大外をぶん回して圧勝。

最後の200mで5馬身ブッちぎるとか本当に意味不明な勝ち方(笑)

こうしてクラシック二冠を達成したブライアンは秋の菊花賞で三冠を目指す事になるわけですが、ここから思いがけない敵がブライアンに…

と、いうことで、毎回長すぎて読み辛いというご意見もいただきましたので、今回からお試しで分割掲載にしようと思います(笑)

個人的史上最強馬のナリタブライアンなので長くなりそうですしねぇ(;^ω^)

長くてもいいから全部書け!って方はコメントお待ちしています♪

それでわ、また来週。


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