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ウマBlog シャドーロールの怪物 ナリタブライアン Part②

CORE21 玉名店 
2021.08.03

みなさんこんにちは(*゚∀゚)ウマナミです

暑いからと冷たいものをとりすぎてお腹の調子が悪く疝痛続きの今日このごろ(´ε` )

※疝痛=馬の腹痛のこと

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今週もよろしくお願いします♪

さて、今回は先週の続きになります。

シャドーロールの怪物

ナリタブライアン

パート①もよろしくお願いしますm(_ _)m

さて、日本ダービーを圧勝し見事クラシック二冠馬となったブライアン。

ダービーが終わり夏がくると、暑さに弱い競走馬は東北や北海道に避暑の目的で放牧に出される事が多いのですが、ブライアンは三冠に向けて調整するべく札幌・函館競馬場へ移動。

本来、出走する競走馬以外が競馬場に滞在し調整(調教)するのは異例な事(むしろ許されていない)なのですが、あまりの強さや実績が考慮され特別に許されたという逸話があります。

しかしここに落とし穴が。

この年(1994年)の夏は記録的な酷暑に襲われ、本来は涼しい北海道も連日の猛暑となりブライアンは酷い夏負け(いわゆる夏バテ)により体調を崩してしまいます。

それは大久保調教師が

「菊花賞を回避する(出走しない)事も考えた」

というほどに酷く、これにより秋に向けての調整は大幅に遅れる、むしろほとんど調整できないまま秋緒戦を迎えることとなる。

秋緒戦に陣営が選んだレースは菊花賞トライアル「京都新聞杯(GⅡ)」

単勝支持率77.8% 単勝オッズ1.0倍

※ブライアン1着を予想した人が77.8%、単勝元返し(100円賭けて100円戻し)という圧倒的人気ということ

秋以降に兄のビワハヤヒデとの対決も期待されていたことからとんでもない人気での出走となるが、ほぼ病み上がりで調整もできていない状況では本来の走りはできず、スターマンに差し切られまさかの2着

菊花賞へ向け一抹の不安を抱えながら調整が続けられる中、兄ビワハヤヒデが菊花賞の1週間前の天皇賞秋でレース中に故障、そのまま引退となってしまう。これで有馬記念での兄弟対決も幻に…。

そして迎えた菊花賞、三冠への期待もあって単勝1.7倍の一番人気。

夏負けによる体調不良など僅かな不安もあったブライアンだが、ここでとんでもないレースをやってのける。

直線入口で先頭を捉えるとあとはまさに独壇場。

前年、兄ビワハヤヒデが記録したレコードタイムを上回り、2着に7馬身差を付けての圧勝劇。

杉本アナウンサーの名台詞「弟は大丈夫だ!」は印象的でした。

いやしかしこの頃のブライアンは本当に強かった。「なぎ倒す」「ねじ伏せる」「叩き潰す」といった表現がぴったりの走りに衝撃を受けたファンは多かったのではないでしょうか。

そして暮れの有馬記念へ。

本当ならばビワハヤヒデとの兄弟対決で盛り上がったであろう冬のグランプリは

愛すべき暴走列車ツインターボの大逃げで幕を開けた有馬記念も4コーナーで勝負あり。

直線で先頭に立つとそのまま突き放して圧勝。

結果、4歳(現3歳)通算成績を7戦6勝 GⅠ4勝として年度代表馬に輝く。

年が明け古馬となったブライアンは天皇賞(春)を目標に定め、前哨戦に阪神大賞典(GⅡ)を選択。

この時代に上がり3ハロン33.9秒という破格のタイムを叩き出し7馬身差で圧勝

恐らくこの頃のブライアンは歴史上最強だと断言したい。

天皇賞へ向け順調な滑り出し。

しかし…

ここにきて右股関節炎を発症

天皇賞は断念することに…

ここからブライアンの歯車は狂い出します。

厩舎で1ヶ月ほど療養するものの思いのほか状況が悪く、生まれ故郷の早田牧場新冠支場へ。

7月ごろから再び函館競馬場にて調整が行われるが、軽い運動しかできない状況。

そして栗東トレセンへ戻るがやはりまともな調教はできない。

しかし、なぜか大久保厩舎陣営は天皇賞(秋)への出走を決断。

1番人気の支持を得るが12着惨敗。直線では明らかに走るのを嫌がっていた。

そしてそんな状態のままジャパンカップ、有馬記念と出走するがことごとく惨敗

この辺りの話は諸説あるものの、ウマナミ的には明らかに故障が完治していない状況で走らされており、走るのを嫌がっていたとしか思えてなりません。

痛くて全力で走るのを拒否していたように見えました。

だってあのブライアンたらしめたダイナミックなフォームじゃなくなっているんですもの…(´;ω;`)ブワッ

なにより、南井騎手が怪我で療養中だったために天皇賞は的場騎手、ジャパンカップと有馬記念を武豊騎手が騎乗したのですが、二人して揃って「途中まではいい感じだったが直線で止まってしまった」とコメントしています。

三連敗を喫したブライアンは六歳(現五歳)になり、復帰戦に前年圧勝した阪神大賞典(GⅡ)を選択。

昨年春以降の不調に加え、このレースには前年の年度代表馬マヤノトップガンも出走しており、今回は二番人気。

鞍上は天才 武豊。

そして、今でも語り継がれるマッチレースが…

二頭で抜け出し直線でどちらも譲らぬ激アツのマッチレースを展開。

昨年の年度代表馬を退け一年ぶりの勝利。誰もがブライアン復活を信じたのではないでしょうか。

しかし、マヤノトップガンに騎乗していた田原成貴ジョッキーはレース後に

「もしブライアンが本調子であれば、トップガンはスタンドまで吹っ飛ばされていたよ(笑)」

と語っているように、本来のナリタブライアンにはまだ戻っていないようでした。

そしていよいよ天皇賞(春)に出走。

鞍上には怪我から復帰した南井ジョッキー。

直線でマヤノトップガンを競り落とし先頭に立ったブライアン。

しかしここからなぜかムチを入れない南井ジョッキー。そう、最強だった頃のブライアンはここからムチが不要だった為に、最強時代しか知らない南井ジョッキーは完全に油断していたと思います。

結果、そのスキを追い込んできたサクラローレルに並ばれ、その瞬間南井ジョッキーは猛然とムチを振るい追い出すが、時すでに遅し

騎乗ミスとは言わないまでも、明らかな油断。

これがきっかけで南井ジョッキーはブライアンを降ろされることになります。

阪神大賞典1着、天皇賞で2着と復活の兆しを見せてきたブライアンの次戦は夏のグランプリ「宝塚記念(GⅠ 2200m)」

しかし、例によって大久保調教師はレースを使いながら仕上げるという方針という事もあり、間にレースを挟む事になるのですが…・

これがまさかの「高松宮記念(GⅠ 1200m)」

三冠馬がスプリント(短距離)戦に挑むのは異例中の異例、当然批判の声も挙がります。

鞍上は武豊ジョッキー。

当然、スプリントのスペシャリスト達には及ばずも、4着に食い込むブライアン。しかも、最後の直線で猛然と追い上げる本来のブライアンの走りが垣間見える。

しかし、ウマナミが気になったのはこのレースで右前脚にテーピングを巻いていた事…。

一ヶ月後、大久保厩舎からナリタブライアンが右前脚に屈腱炎を発症したとの発表。

屈腱炎は一度発症すると再発しやすく、当時競走馬にとって致命的な怪我と言われていました。

結果、三ヶ月後に引退が発表されることになる。

高松宮記念での右前脚のテーピング…。みなまで言いませんがウマナミは今でも疑念が晴れません。

そして引退後、ブライアンはCBスタッドで種牡馬として過ごすこととなります。

国内外から初年度は81頭、二年目に106頭の良血繁殖牝馬が集まり、期待の高さを物語っていたが、二年目の種付けシーズンを終えた1998年の9月、胃破裂によりその生涯を終えることとなります…。

まだ8歳、後継も二世代しか残せませんでした。

無事に種牡馬として余生を過ごせていればどんな産駒を出していたのか…

本当に残念です。

以上がナリタブライアンの生涯となります。

思い入れも強く、非常に長くなってしまいまして申し訳ありません。

ウマナミがブライアンを史上最強だと思う理由のひとつに、その性格があります。

ディープインパクトやオルフェーブルなど、近年最強馬と呼ばれる競走馬はその溢れる闘争心からか非常に気性が荒く、レース中に掛かってしまったり出遅れてしまう事が多かったのに比べ、ブライアンは臆病ではありましたが従順でスタートも早く、4コーナー先頭から突き放す、まさに横綱相撲のようなレース展開を常にできるという強みがありました。

ただ、後ろで筋太郎が

「ゴルシは現役中ずっと舐めプで一回も本気で走ってないのにアレだから最強はゴルシだぞ!」

って言ってますがw

それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。

それでは、また来週。

PS

最近、You Tubeの競馬動画がかなりの勢いで消されています。某競馬専門チャンネルが動いているようですが、せっかくウマ娘の影響で久しぶりに競馬が盛り上がりを見せる中、もう少し寛大な心でファンの裾野を広げるためにも見逃してあげてほしいと心から思います。


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